マサムネは、ご飯をよく残す。(保育園では完食してるみたいだけど)
みかんを2〜3個食べて、最後に2〜3房残す。
毎回のことなので、
これはどうも、よくないぞ、と思っていた。
ある日、
またしてもみかんを3房残して、
「もういらない、まねない(食べない)」と言って遊びだしたので、
「みかん残してもったいな〜い、もったいないおばけがでるぞ〜」
と少し声をおとし、オバケっぽく言ってみた。
すると、マサムネの動きがぴたっと止まり、
突然私に抱きつき、
次の瞬間ぱっと起き上がり、
残っていたみかん3房を急いで食べた。
おお〜、これはすごい。
効いてる。
このことを保育園の連絡帳に書いたので、
先生が「マサムネくん、もったいないおばけ出たの?」と聞いたら、
「みかん、食べた、おばけ、いない」とこわばった顔で言ってたらしい。
よほど、怖かったんでしょうね〜とのこと。
以来、マサムネのお椀に少しでもご飯が残っていたりすると、
「あ〜、もったいないおばけ来ちゃうよ〜」と言うと、大抵食べる。
先日は、
「ごはん まねないと(食べないと) もったいないおばけ きちゃう?」
「ごはん まねると(食べると) もったいないおばけ こない?」
と聞いてきた。
今は、怖いから食べてるのかもしれないけど、
「もったいない」が少しでも伝わればいいなあ。
————————————————————————————————
上の絵は、先日、マサムネが保育園で描いて来た絵。
先生が何の絵を描いたのか、マサムネの言葉を元に添え書きしてくれている。
最近、家でもオバケの絵をよく描く。
なんとなく、ちゃんとオバケっぽい。
オバケの本は数冊持ってるけど、
どれも怖いと言うより、愉快、かわいい。
私「オバケ、好き?」
マ「おばけ すき」
私「オバケ、怖い?」
マ「おばけ こわい」
ただ反復してるだけかもしれないけど、
オバケは好きだけど怖い、怖いけど気になるんだろうか。
最近は、たまに「お〜ば〜け〜」と言いながら
(うれしそうに)迫ってきたりする。
ずいぶん子供らしい遊びだなあ、成長したなあと思いつつ、
一体どこでおぼえたんだろ?と不思議に思う。
私じゃないよな〜?
もったいないおばけ 2歳5ヶ月
